地下鉄24時間運行はなぜ実現しないのか

Posted by fukutyonzoku on 16.2012 公共政策 0 comments 1 trackback
世界最高水準の鉄道技術と世界最大規模の都市鉄道ネットワークを誇る巨大都市で、なぜいまだに地下鉄24時間運行が実現していないのだろうか。
国交省鉄道局や鉄道事業者は「ある程度まとまった時間帯(終電~始発)電車を停めないと、メンテナンスが十分にできない」「24時間運行になると『労働者は朝まで働かされ、過労死が増える』という世論の拒絶感が根強い」などと説明するが、本当だろうか。
前者については、それではなぜニューヨーク、ロンドンなど世界の主要都市では何十年も前から24時間運行を続けているのか、という素朴な疑問が払拭できない。深夜帯は1時間に1本でもいい。世界最高の技術があり勤勉な日本人に、世界の他都市で普通にやっていることが技術的にできないはずがないだろう。つまり、上記のできない言い訳は全て詭弁であろう。
本当の理由は、①日本の鉄道会社、特にJRは労組が強過ぎて24時間運行に激しく抵抗している、②鉄道を所管する国交省はタクシー業界も同時に所管しており、24時間運行で被害を受けるタクシー業界を雇用の受け皿としても保護したい、あるいは業界保護の政治圧力が強い--。これが24時間運行を阻んでいる事の本質だと思う。
旧国労、動労の流れを汲むJR労組は革命思想を持つ左翼団体と強く結びついており、今でも相当に戦闘的だ。何年か前、中央線で運行システムトラブルが相次いで問題となったが、この際も労組の破壊工作ではないかと密かに噂されていたほどだ。
タクシー業界にとって長距離を稼げる深夜帰宅便はドル箱で、鉄道の24時間運行は死活的問題だ。国会議員らに業界を挙げて活発なロビー活動を展開しているとの噂が耐えない。かつての族議員の典型のような現在の某新党の代表は、自民党時代に運輸政務次官、党交通部会長、運輸大臣を歴任。怪しい運輸業界からも随分献金を受け取っているとの噂が絶えず、地下鉄24時間運行など絶対にダメだ、と旧運輸官僚を一喝したとの噂を聞いたことがある。
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